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インド洋の要衝:スリランカ
南シナ海での中国の動向が大きく注目されていますが、インド洋においても中国の動きがあります。その舞台の一つとなっているのがスリランカです。中国は、その地政学的な優位性からスリランカに注目するようになりました。また同時に、スリランカ側にも中国に接近する理由がありました。2国間の蜜月関係はスリランカに恩恵をもたらした一方で、過度な中国偏重が政権交替を招くことになりました。現政権はバランス外交を志向するものの、中国との関係を完全に断ち切ることはできていません。
講演1では、なぜ中国とスリランカが接近したのか、その接近は何をもたらしたのか、現在スリランカはどのようにして「中国の罠」から抜けだし、どこに向かおうとしているのか、について議論します。
講演2では東南アジア、インド、中東、アフリカへの足場として、地政学的に優れているようにみえるスリランカですが、ハブとしてどれほど可能性をもつのか、国際経済学の視点から可能性に迫ります。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。
開催日時
2016年9月12日 (月曜) 15時00分~17時10分 (開場:14時30分)
会場
ジェトロ本部5階 ABCD会議室
(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
(予定)
15:00 | 開会 |
15:00~15:50 |
講演1: 「スリランカと中国」(仮) 荒井 悦代 (地域研究センター 動向分析研究グループ長) |
15:50~16:00 | 休憩 |
16:00~16:50 |
講演2: 「内戦後のスリランカ経済情勢とハブとしての可能性」(仮) 鈴木 一成(元在スリランカ大使館 経済・商務担当) |
16:50~17:10 | Q&Aセッション |
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
参加費
無料
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部成果普及課
Tel:043-299-9536 Fax: 043-299-9722
E-mail:seminar
≪関連出版物販売のご案内≫
出版物を講演開始前(14:30~15:00)と休憩時間(15:50~16:00)に1割引にて販売いたします。この機会に是非お求めください。