調査研究

研究会一覧2023年度

グローバルな世論調査データを使った紛争の分析

概要

本研究会では、テロや油田の発見、ノーベル平和賞といった様々な出来事が世論そして紛争に与える影響を分析する。紛争の発生要因に関する研究は様々な観点からなされてきたものの、多くの定量的研究はマクロな分析にとどまっている。こうした限界を克服するため、本研究ではWorld Value SurveyやAfrobarometer、Demographic and Health Surveysなどのグローバルな世論調査データ、そしてUnexpected Events During Surveyという新しい研究デザイン(Munoz et al. 2020)を用いる。これらデータ・方法を既存のものと合わせることで、様々な出来事が世論にどのような影響を与え、そしてそれが翻って紛争にどのような影響を与えるのか分析する。

期間

2023年4月~2025年3月

研究会メンバー
役割 メンバー
[ 主査 ] 菊田 恭輔
予定する研究成果
  • 査読付外国語学術誌投稿
  • The Discussion Paper