調査研究
研究会一覧2023年度
独裁体制下の政治制度とイデオロギー：ラオス人民革命党体制の成立、強化、維持の過程
概要
本研究の目的は、ラオスを事例に共産党一党独裁体制の成立、強化、持続過程において、民主的政治制度と社会主義イデオロギーが果たした役割や機能とともに、それらが変化するダイナミズムを明らかにすることである。具体的には2つの分析作業を行う。ひとつは、党がどのような局面で民主的政治制度やイデオロギーを導入／修正するのか、その過程を追跡する。もうひとつは、それぞれの局面で党が行う戦略的選択とその帰結を考察し、制度の機能がどのように修正され、その選択がイデオロギーによってどう正当化されるのかを示す。そうすることで、民主的政治制度やイデオロギーの機能だけでなく、その変化のダイナミズムを捉えることができる。
期間
2022年4月～2024年3月
研究会メンバー
| 役割 | メンバー |
|---|---|
| [ 主査 ] | 山田 紀彦 |
予定する研究成果
- 和文外部出版単行書