イベント・セミナー情報
2019年 アジア経済研究所 夏期公開講座(東京)
コース8 インクルーシブビジネスと開発
募集は締め切りました
内閣府を中心に日本政府もコミットメントを強化しているSDGs(持続可能な開発目標)は、地球環境の保全と並んで途上国の社会課題解決を柱にしています。しかしながら国際機関や公的機関の資金調達力には限界があることから、民間団体、民間企業の役割に対する期待が高まっています。こうした動きは、フェアトレード、BOPビジネス、CSR(企業の社会的責任)などといった運動の延長線上にもありますが、他方近年ではビジネスの本業の中に社会課題解決を組み込むCSV(価値協創)へ向けた動きも生まれており、投資家のESG(環境・社会・企業統治)投資という動き(SDGs投資と呼ばれることもあります)がこれを加速化させています。
本講座では、こうした背景のもとに民間企業がどのようにビジネスを通じた開発課題解決に取り組んでいるのか、その際どのようなパートナーと協働する可能性があるのか、について事例紹介を含めた問題提起と情報提供を行います。
開催日時
2019年8月8日(木曜)13時30分~17時00分
会場
ジェトロ本部5階ABCD会議室
(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅
プログラム
時間帯 | 講師 | テーマ・講義概要 | |
---|---|---|---|
13:30-13:35 | 趣旨説明 | ||
1 | 13:35-14:10 |
佐藤 寛 (ジェトロ・アジア経済研究所研究推進部上席主任調査研究員) |
SDGs時代における開発とビジネス SDGs時代に企業が社会課題解決に向けてとりうる選択肢がどのようなものか、どのようなメリットがあるのかについて概説します。 |
2 | 14:10-14:50 |
井上 直美 氏 (東京外国語大学現代アフリカ研究センター特別研究員) |
イノベーションと社会課題解決 アフリカにおけるバイクタクシーの事例を中心に地元企業がどのように社会課題を解決しようとしているのか、その際どのような団体とのパートナーシップの在り方があるのかを解説します。 |
休憩 | |||
3 | 15:00-15:40 |
足立 伸也 氏 (日本生産性本部グローバルマネジメントセンタープロデューサー) |
開発問題への取り組みと企業価値向上 企業は、開発問題に取り組む際にいくつかの選択肢を持っています。それらの選択肢をどのように活用することが、企業価値の向上に結び付くのかを、事例に基づいて紹介します。 |
4 | 15:40-17:00 |
モデレーター:
パネリスト:
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パネルディスカッション 企業がインクルーシブビジネスに取り組むことによる、人材確保上の効果、NGOとのパートナーシップ拡大の効果なども含めて、企業が他組織とパートナーシップを採ることの意味を議論します。 |
使用言語
日本語
主催
ジェトロ・アジア経済研究所
受講料
- 一般:4,000円
- アジ研賛助会正会員 、アジ研賛助会個人利用会員:無料
- ジェトロ・メンバーズ:1口につき先着1名まで無料、2人目より4,000円/人
※2人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をします。 - 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、当日受付にて学生証の提示をお願いします。提示が無い場合は一般料金となります。)
定員
100名(締め切り日を過ぎたため、お申し込みを締め切りました)
※オンラインでのお申し込み手続きを終了した後で受講コースの追加・修正等をご希望になる場合には、下記のお問い合せ先までご連絡ください。
※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。
お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza