イベント・セミナー情報

2017年アジア経済研究所夏期公開講座(東京)

コース11 アフリカの土地をめぐる政策と政治権力

募集は締め切りました

大規模な土地取引(「ランドグラブ」)や土地紛争など、近年アフリカの土地をめぐる問題が国際的に注目されるようになりました。土地は開発のために最も重要な生産要素の一つであり、1990年代以降アフリカ諸国は国際社会の支援を受けて土地改革に取り組んできました。なぜ、土地改革の時代に土地問題が顕在化したのでしょうか?本コースでは、アフリカ諸国の土地改革と土地問題顕在化との関係を読み解きます。

開催日時

2017年9月25日 (月曜) 13時30分~17時00分

会場

ジェトロ本部5階 ABCD会議室 
(東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル5階)
最寄り駅:東京メトロ 南北線六本木一丁目駅・銀座線溜池山王駅・日比谷線神谷町駅

プログラム

時間帯 講師 テーマ・講義概要
  13:30-13:35   開会挨拶・事務連絡
1 13:35-14:40 武内進一
(ジェトロ・アジア経済研究所新領域研究センター・上席主任研究員/東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター・センター長)
アフリカの土地改革と農村変容
1990年代以降、なぜアフリカ諸国は一斉に土地改革に踏み出したのか。その時期にアフリカ農村はどう変わったのか。その2つはどう関係しているのか。サハラ以南アフリカ諸国の例から概説します。
2 14:40-15:30 網中昭世
(ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センター・アフリカ研究グループ)
モザンビークの土地改革にみる国家・社会関係
モザンビークでは民主化の過程でどのような土地改革が行われたのか。土地資源の活用という経済的要素だけでなく、資源管理の強化という政治的要素が農村にどのような変化をもたらしたのか。事例をもとに解説します。
  休憩
3 15:45-16:35 佐藤千鶴子
(ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センター・アフリカ研究グループ)
南アフリカにおける土地改革と農村開発
アパルトヘイト撤廃後、南アフリカではどのような土地改革が実施されたのか。その結果、農業・農村にはどのような変化が見られるのか。複数の事例をもとに解説します。
4 16:35-17:00 講師全員 パネルディスカッション
追加的なご質問にお答えし、アフリカ全体の動きを議論します。

使用言語

日本語

主催

ジェトロ・アジア経済研究所

受講料(1コースあたり)

  1. 一般:4,000円
  2. アジ研賛助会正会員 、ジェトロ・メンバーズ、農林水産情報研究会会員:それぞれ1口につき先着2名まで無料。3人目より4,000円/人
    ※3人目のお申し込みがあった場合は、その旨当方よりご連絡し、出欠の確認をいたします。
  3. アジ研賛助会個人利用会員 :2,000円
  4. 学生:2,000円(学生料金をご希望の場合、必ず申込時に学生証コピーの添付をお願いします。添付が無い場合いは一般料金となります)

※東日本大震災による被災中小企業・中小企業団体様は 被災企業・団体様向け有料サービスの無償提供のご案内 をご覧ください。

定員(1コースあたり)

100名
(締切日を過ぎたため、お申込を締め切りました)

※オンラインでのお申し込み手続きを終了した後で受講コースの追加・修正等をご希望になる場合には、下記のお問合せ先までご連絡ください。

※ 取材のため会場内にメディアのカメラや撮影チームが入る可能性もありますのでご了承ください。

お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:kakikoza E-mail