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大阪大学共催セミナー

障害と開発

世界の貧困者数の半減など8つの目標を掲げ、2000年に定められたミレニアム開発目標(MDGs)は、その達成期限である2015年を前に多くの成果が上がっている。中国やインドの経済成長が大きな推進力となって、東アジアの貧困削減は大きな進展を見せ、南アジアの貧困人口比率も着実に低下している。

その一方で、経済成長の恩恵に与れないグル-プの人々が存在し、不利な立場に置かれた人たちが取り残される危険が懸念されている。国連の推計によると、世界の人口の10~15%(約7~10億人)が障害者で、そのうち約8割が開発途上国で暮らしている。また、このグループの中でも、女性、子ども、スラム居住者のようにMDGsの目標として明示的に位置づけられている人々がいる反面、MDGsにさえ反映されていないグループの人々もいる。障害者は、まさしく後者のグループに属する。ジェンダー、教育、保健、環境といった領域と比較すると、障害課題に対する取り組みは遅れている。開発過程に障害者が主体的な一員として関わっていくことは重要である。

「障害と開発」に関する豊富な研究蓄積を持つジェトロ・アジア経済研究所の知見を大阪大学と共同で発表することにより、学術的な観点から社会に還元・普及するとともに、パネルディスカッションを通じて今後の研究の発展につなげる。

開催日時

2015年5月21日 (木曜) 13時30分~16時50分(開場:13時00分)

会場
プログラム

13:00 受付開始
  <司会:野村 茂樹(ジェトロ・アジア経済研究所研究支援部長)>
13:30 開会挨拶 河森 正人(大阪大学大学院人間科学研究科教授)

<第1部 講演>
13:35~13:50
 はじめに「開発課題としての障害」
 森 壮也(ジェトロ・アジア経済研究所開発研究センター主任調査研究員)
13:50~14:25(30分講演、5分質疑)
 「フィリピンの障害者の生計 -何が彼らの貧困をもたらしているのか- 」
  森 壮也
  山形 辰史(ジェトロ・アジア経済研究所国際交流・研修室長)
14:25~15:00(30分講演、5分質疑)
 「中国の障害者 -雇用法制と就労実態- 」
  小林 昌之(ジェトロ・アジア経済研究所開発研究センター主任調査研究員)
15:00~15:35(30分講演、5分質疑)
 「障害と働くということ -日本とタイの経験から-」
  河森 正人

15:35~15:45 休 憩

<第2部 パネルセッション・質疑応答>
15:45~16:45 
  モデレーター 山形 辰史
  パネリスト  森 壮也、 小林 昌之、河森 正人
         川口 純(大阪大学大学院人間科学研究科助教)
16:45 閉会挨拶 
16:50 終了

使用言語

日本語

主催

大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻
ジェトロ・アジア経済研究所

共催

大阪大学グローバルコラボレーションセンター

参加費

無料

お問い合わせ先
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部 成果普及課
Tel:043-299-9536
E-mail:seminar E-mail