調査研究

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発展途上国の粗悪肥料問題に関する実態と政策的対応(2018_2_40_016)

概要

本研究の目的は、発展途上国における粗悪肥料問題の実態を解明することである。粗悪肥料問題とは、低品質な化学肥料が市場に蔓延するため、農家が肥料投入を控え、農業生産性が停滞する、とくに市場の発達が不十分な途上国に見られる問題である。本研究では、アフリカや東南アジアの国々を対象に、粗悪肥料の流通の実態とその決定因、肥料投入と生産性への影響、および政府による規制や取り締まり状況を調査し、対策のための基礎情報を提供する。

期間

2018年4月~2020年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 有本 寛(一橋大学経済研究所准教授)
[ 幹事 ] 塚田 和也
[ 委員 ] 荒神 衣美
[ 委員 ] 松本 朋哉(小樽商科大学商学部准教授)
[ 委員 ] 真野 裕吉(一橋大学経済学研究科講師)


研究成果
  • アジア経済