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調査研究

研究会一覧 2015年度

2015年度 研究テーマ:A-1-1
エジプトにおける権威主義体制の再構築と地域秩序

概要

エジプトでは、2013年7月、軍によってムルシー大統領が追放されたことで「第2移行期」が始まった。その過程で顕著となったのは権威主義体制の復活である。「1月25日革命」を主導した民主化を求める青年層、革命後の選挙で与党となった自由公正党(ムスリム同胞団)のいずれもが摘発対象となる一方で、軍司令官だったスィースィーの大統領就任によって、軍を基盤とする政権が成立した。
他方で、エジプト各地でテロが増加している。シナイ半島での軍および警察に対するテロ活動に加え、2014年以降は都市部でも爆弾事件が急増している。
本研究会では、昨年度に引き続き、スィースィー体制の形成と見通しについて分析する。なかでも、統治機構の再建、司法府の政治的影響、経済回復に向けた政策、イスラーム過激派との対決、対外関係の構築に注目する。また、「第2移行期」の集大成となる議会選挙について、各政党の動向と今後の政権運営への影響を分析する。

期間

2015年4月~2016年3月

研究会メンバー

[ 主査・幹事 ] 土屋 一樹
[ 委員 ] 伊能武次 (和洋女子大学教授)
[ 委員 ] 岩崎えり奈 (上智大学教授)
[ 委員 ] 金谷美紗 (中東調査会研究員)
[ 委員 ] 井堂有子 (東京大学大学院生)
[ 委員 ] 鈴木恵美 (早稲田大学主任研究員)
[ 委員 ] 竹村和朗 (東京大学大学院生)

研究成果