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調査研究

研究会一覧 2014年度

2014年度 研究テーマ:C-46
タイ立憲革命期の社会団体—タイ商業会議所の成立とその役割

概要

本研究は、タイ現代史の出発点である1932年立憲革命期に遡り、絶対王政から官僚・軍中心の政治体制への転換期に華人の新興ブルジョアが社会団体を形成し、その役割を徐々に転じていく過程について実証を行う。「サイアム商業会議所」創設メンバーは、1930年代まで自ら創設した新聞での公論形成の活動を通じて政府に批判・提言活動を行っていた。その後は、官僚出身政治家と国営事業や経済政策を展開し、その関係を社会関係資本(ブルデューの用法)として用いてエリート集団を形成していく。立憲革命を通じて支配集団となった新興の軍・官僚政治家と華人新興ブルジョアとの関係について、先行研究は「パーリア資本家」と位置づけてきたが、本研究を通じて、1930-40年代に官僚出身政治家と華人の新興資本家の間に新たな社会関係が取り結ばれたことを明らかにし、華人資本家の一部がエリート集団形成の過程をたどったことを実証する。

期間

2014年4月~2015年3月

研究会メンバー

[ 主査 ] 船津 鶴代

研究成果

  • 和文機関紙『アジア経済』