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調査研究

研究会一覧 2014年度

2014年度 研究テーマ:C-01
開発途上国における経済発展と所有権

概要

本研究会では、所有権を規定する法制度が人々の経済活動のあり方にどのような影響を与えるかを、理論面、実践面の双方向から検討する。理論面では、社会的公正・経済発展・適正な資源配分といった観点から、経済学をはじめとする諸社会科学が所有権の機能や役割、根拠をどう考えてきたか、それぞれの分析の射程や当否を検討する。また一方に、歴史的・文化的要因によって経路依存的に発展する現実社会の経済慣行や取引慣習が、所有権をめぐる法にどのように反映しているかという実践面での分析を対置し、経済学において主としてたたかわされてきた所有権と経済発展をめぐる従来の議論により複眼的な論点を提供する。実践面の分析では主としてイランにおける物権(とりわけ不動産用益権)を具体的事例として取り上げ、伝統法であるイスラーム法の影響をふくめ上述の経路依存性がもたらす地域の固有性についても論じる。

期間

2013年4月~2015年3月

研究会メンバー

[ 主査・幹事 ] 岩﨑 葉子
[ 委員 ] 佐藤 創

研究成果