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調査研究

研究会一覧 2013年度

2013年度 研究テーマ:C-18
Present Opposition, Future Leadership? Emerging Figures in Malaysian Politics

概要

現在、マレーシア政治は流動的な状態にある。マハティール・モハマドの「ビジョン2020年」以降、力強い構想を欠き、支持を失った体制は、活力を取り戻しあぐねている。影響力と組織力を蓄えた反対勢力は勢いに乗っているが、「二大連合体制」への移行には、多くの構造的な障害が存在している。大衆感情の一致しない多くの問題があるものの、市民社会は社会の数多くの領域で主導的な役割を果たしている。同時に、さまざまな政党と市民社会組織において、指導部の世代交代の兆候が見られる。このような状況で、大きな政治的変化が起こりうることを踏まえると、反対勢力の詳細な研究は、将来の政治の方向性を検討する一手法である。現在の反対勢力が、いつか政治を主導するようになる可能性があるからである。この目的のために、新進のあるいは年若い野党党員たちや、社会のさまざまな分野における活動家たちの、個人的、社会的、イデオロギー的なプロファイルの作成が有用である。彼らの見解やイデオロギー的な立場が、マレーシア政治の将来を形作るかもしれない。調査と研究の対称になるのは、選挙、制度、社会改革のために、また自由な社会メディアや環境保護、弱い立場に置かれた人々の保護などのために大衆的キャンペーンに携わっている、野党連合(Pakatan Rakyatすなわち人民連合)の若き指導者たちと、市民社会の活動家たちである。彼らの業績と思想には特別な重要性があるか、社会政治的な大傾向を代表している。こうした人々の経歴、世界観と要求をよりよく理解することを通じて、潜在的あるいは顕在的な多種多様の対立の場である社会と政治システムにおける、変容の複雑な過程を解明する導きとする。

期間

2013年4月~2014年3月

研究会メンバー

[ 主査 ] クー ブー テック

研究成果

  • 外部の学術雑誌への投稿