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調査研究

研究会一覧 2012年度

2012年度 研究テーマ:C-33
キャッチアップ再考

概要

開発途上国、とりわけアジア諸国の経済発展あるいは工業化に対して、「キャッチアップ」という用語が多用されている。しかし、アジア諸国の実際の発展過程、特に1990年代以降のプロセスにより接近して観察すると、「キャッチアップ」という概念ではあまりに漠然とした理解しか得られないというもどかしさ、あるいは「キャッチアップ」という捉え方が果たしてどこまで妥当なのかという疑問を覚えることが少なくない。このプロジェクトでは、「キャッチアップ」概念を批判的に検討することによって、より的確で奥行きのあるアジア経済の理解に到達することを目指す。次の3点が当面の課題である。(1) 「キャッチアップ」の測定など、概念の精緻化を図る。(2) 「キャッチアップ」論が明示的に、あるいは暗黙に設定している諸前提を再検討する。 (3) 「キャッチアップ」以外の途上国の発展経路を検討し、「キャッチアップ」の相対化を試みる。

期間

2011年4月 – 2013年2月

研究会メンバー

[ 主査 ] 佐藤 幸人
[ 幹事 ] 佐藤 創
[ 委員 ] 伊藤信悟 (みずほ総合研究所調査本部アジア調査部中国室長)
[ 委員 ] 小井川広志 (関西大学商学部 教授)
[ 委員 ] 丸川知雄 (東京大学社会学研究所 教授)
[ 委員 ] 吉岡英美 (熊本大学法学部 准教授)
[ 委員 ] 樹神 昌弘

研究成果