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調査研究

研究会一覧 2012年度

2012年度 研究テーマ:C-30
アフリカ農村部における女性の老齢保障戦略と結婚移住の役割

概要

いかに老後を安定的にするかは、開発途上国に住む女性にとって自己の厚生にかかわる重要な問題である。なぜならば、途上国においては、しばしば社会保障制度の不備が見られ、また、そこに居住する女性は、保健、教育といった自己を保護しうる社会福祉サービスへのアクセスが男性に比べ制限されることが多いためである。この重要性にも関わらず、彼女たちが採用する老齢保障戦略についての実証研究は少なく、戦略を示す科学的証拠はあまり得られていない。本研究会は、アフリカ農村部の家計調査で収集された長期パネルデータを用い、土地相続制度と結婚制度を関連づけた実証分析を行うことによって、結婚制度そのものが、彼女たちにとって一つの重要な老齢保障戦略であることを示そうと試みる。本研究会は、彼女たちが採用する戦略についての一般的理解を深めるとともに、女性という、途上国社会の中で不利な立場に置かれがちなグループの老後をいかにして安定的にするかという重要な政策課題に対し理論的基礎を提供するものである。

期間

2012年4月 – 2013年3月

研究会メンバー

[ 主査・幹事 ] 工藤 友哉

研究成果

  • 外部の外国語学術誌