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調査研究

研究会一覧 2012年度

2012年度 研究テーマ:C-29
児童労働撤廃の街-インド・シバカシ地区の変化の検証

概要

児童労働の集中地として名高かったインド・タミルナドゥ州のシバカシ地区が、マッチ産業・花火産業の集積地としての利点を生かして多くの雇用機会を生み出し、高等教育機関が集まる教育熱心な地域へと評判を塗り替えた。児童労働は完全に撤廃されたのかどうかについての実態把握と、その撤廃過程に児童労働の供給側はどのように変化していったのか、低所得層のエンパワーメント運動などとの関わり合いについて検証を行う。
シバカシ地区の産業発展が、児童労働撤廃にどのように貢献し、その変化がどのように草の根に浸透していったかを知るために、本研究では特に児童労働の供給主体と考えられていた低所得層家計の意識の変化を海外委託研究のデータによって検証する。委託研究の内容は、SHG活動を通じて低所得層家計にアクセスし、それらの家計のプロファイルとマッチ・花火関連産業との関わり、内職等からえる所得、子どもの教育と仕事の手伝いに関するデータ等を得ることである。特に現在20歳代から30歳代の女性で、過去にマッチ・花火関連の仕事を子ども時代に経験してきた人たちにインタビューを行い、児童労働撤廃活動がいつごろ・どのように進められ、自身の仕事と学習の経験にどのような影響があったのかを裨益者の立場から分析を進める。

期間

2012年4月 – 2013年2月

研究会メンバー

[ 主査 ] 中村 まり

研究成果

  • 和文機関誌(『アジア経済』)(和文)