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調査研究

研究会一覧 2011年度

2011年度 研究テーマ:4-10
ポストMFA期における低所得国の縫製産業

概要

輸出市場向けの縫製産業は、日本を含むアジアや中米諸国において、工業化の最も早い段階で成長が見られることが多く、近年ではバングラデシュなどの低所得国において発展が見られている。しかしながら、輸出制限を規定していた多繊維取り決め(MFA)が失効して以降、中国やインドなどからの輸出額が急増している。また、金融危機の影響も加わり、衣料品の輸出価格は下がり続けている。そのような競争的な環境の下で、縫製産業は低所得国の経済成長や貧困削減に貢献することができるのかどうかを検証することが、本研究の目的である。
具体的には、貿易自由化の前後で縫製産業やその労働者の厚生はどのように変化しているのか、また、アジアのような成功がアフリカ諸国でも実現するのかという問いに、アジア、アフリカの7ヵ国における企業や労働者の調査からアプローチする。各国別に時系列変化を分析するとともに、複数国の縫製産業の変化を比較し、国による自由化の影響の差異や国際競争力の違いを明らかにしたいと考える。国際比較は、4ヵ国で収集した企業データを利用して行う。

期間

2011年4月 - 2013年2月

研究会メンバー

[ 主査 ] 福西 隆弘
[ 幹事 ] 明日山 陽子
[ 委員 ] 工藤 年博
[ 委員 ] 後藤健太 (関西大学経済学部准教授)
[ 委員 ] 牧野 百恵
[ 委員 ] 山形 辰史

研究成果