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調査研究

研究会一覧 2011年度

2011年度 研究テーマ:4-08
新興国におけるベーシックインカムに関する理論研究

概要

新興諸国においても少子高齢化は進行しており、少子高齢社会における社会保障のあり方が絶えず議論されてきている。ベーシックインカムは既存の社会保障制度に対する代替案として先進国において盛んに議論されてきている。他方、新興国においては社会保障制度が整備されつつあるが、全国民が公的年金制度や児童手当を受給しているわけではない。さらに雇用制度が一段と柔軟化する中で、労働と結びついた既存の社会保障は早々に限界に到達している。そうした状況の中で、ベーシックインカムはそれまでの労働と結びついた社会保障制度とは異なる発想を持った社会保障制度として注目されるようになった。ただし、新興国においては財政的制約から子供と高齢者を対象とした手当を支給すべきであるとの議論があり、その一部が実現されている。しかし、こうした新興諸国におけるベーシックインカムの状況は、日本では余り紹介されてこなかった。そのため、本研究会では、少子高齢化が進む新興諸国におけるベーシックインカムの議論、および制度について調査を行う。

期間

2011年4月 - 2012年2月

研究会メンバー

[ 主査・幹事 ] 宇佐見 耕一
[ 委員 ] 水野 順子
[ 委員 ] 牧野 久美子
[ 委員 ] 野上 裕生

研究成果

研究会情報

参考文献
  • P.ヴァン・パリース(後藤玲子・斉藤拓訳)『ベーシックインカムの哲学:全ての人にリアルな自由を』、勁草書房、2009年。
  • トニー・フィッツパトリック(武川正吾・菊池英明)『自由と保障:ベーシックインカム論争』、勁草書房、2005年。
  • 武川正吾編、『シティズンシップとベーシックインカムの可能性』、法律文化社、2008年。