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調査研究

研究会一覧 2011年度

2011年度 研究テーマ:1-04
インドの地域・階層間格差:最貧困ビハール州のゆくえ

概要

本研究会は、経済成長下で拡大する地域や階層間格差の実態と要因を把握し、格差拡大の過程を理解することを目的とする。とりわけ、成長から完全に取り残された最貧困ビハール州に焦点を当てる。インドにおけるビハール州経済の低迷要因は、いまだ十分に解き明かされておらず、政治、経済、社会の包括的な分析が必要である。農村調査を実施した上で、実証的な検証を目指す。具体的には、次のような検討を行う。

(1)経済社会各分野の州間、州内の地域と階層間の二つの側面から拡大の実態を整理する。その上で、ビハール州の経済、社会開発の水準が低迷している要因を探る。
(2)近年、農村部で相対的に重要な変化をもたらし、かつ今後格差是正の鍵を握ると考えられる出稼ぎ目的の労働移動およびカーストや宗教に基づく社会階層間の政治参加、経済力の変容について明らかにし、その格差への影響を分析する。
(3)以上を踏まえて、インドの地域・階層間格差拡大の過程を体系的に理解する。
(4)インド経済が政治的、社会的に安定し、成長から取り残された地域や階層を含めた包括的な成長を持続的に達成するための政策を考察する。

期間

2011年4月 - 2013年2月

研究会メンバー

[ 主査・幹事 ] 辻田 祐子
[ 委員 ] 近藤 則夫
[ 委員 ] 藤田幸一 (京都大学東南アジア研究所教授)
[ 委員 ] 小田尚也 (立命館大学政策科学部教授)
[ 委員 ] 中溝和弥 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科客員准教授)
[ 委員 ] Prabhat P. Ghosh (Professor, Asian Development Research Institute)
[ 委員 ] Chirashree Dasgupta (Associate Professor, Asian Development Research Institute)

研究成果