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調査研究

研究会一覧 2011年度

2011年度 研究テーマ:1-03
インドにおける農工連関

概要

1981年度以降年平均で5.8パーセントという高い経済成長を30年間も続けているにもかかわらず、なぜインドにおいて貧困が存続し続けているのかを明らかにする。
東アジアにおいては農村の余剰労働力が工業化に伴い、都市で就業することができた。しかし、インドの農村部には土地貸借市場を通じても農業経営に参加できない、土地なし農業労働者が滞留している。これが貧困が存続している主要因だと考えられる。しかし一方で、非農業就業機会の増大によって、農業労働者の所得が増大している点も指摘されている。現在、農村部の余剰労働力がどのような非農業就業機会を得ているかを検討する必要がある。
インド北部パンジャーブ州のルディアナと南部のタミール・ナードゥ州のコインバトゥールの事例を取り上げ、労働力がどの地域から来たのか、また中小企業の起業者がどのようなバックグラウンドを持っているのかを調査し、農村との関連を考える。一方で、農村調査を通して、この都市周辺の農民が工業化によってどのような影響を受けてきたのか、自作農および農業労働者の所得が上昇してきたのかを探る。

期間

2011年4月 - 2013年2月

研究会メンバー

[ 主査・幹事 ] 内川 秀二
[ 委員 ] 宇佐美好文 (東京大学リサーチ・フェロー)
[ 委員 ] 杉本大三 (名城大学経済学部准教授)
[ 委員 ] 藤田幸一 (京都大学東南アジア研究センター教授)
[ 委員 ] 石上悦朗 (福岡大学商学部教授)
[ 委員 ] 藤森梓 (大阪市立大学大学院経済学研究科特任助教)

研究成果