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調査研究

研究会一覧 2010年度

2010年度 研究テーマ:4-28
台湾総合研究Ⅲ——社会の求心力と遠心力

概要

この研究計画の目的は、今日の台湾社会がどのような方向に向かっているのか、凝集性を高めようとしているのか、それとも発散する傾向にあるのかを、複数の領域において検討し、多面的に明らかにすることである。このような分析が特に台湾について意味が大きいのは、その特殊な位置に由来する。台湾は日清戦争後、日本に割譲され、戦後も台湾海峡を隔てて中華人民共和国の統治が及ばなかったため、100年以上にわたって、大陸の中国とは別個の社会として発展してきた。他方、中国の求心力は常に存在し、近年、経済面において強まる傾向にある。

検討する領域はエスニシティ(先住民族、外省人、「新移民」)、国家アイデンティティ及び中国との関係、政治社会、ジェンダーと年齢、社会階層、環境である。それぞれについて、求心力を持つなにがしかの中心があるのか、またそれと反対の力を持つ別の中心があるのか、あるいは社会の構成員間にはどのような亀裂と結合があるのかという共通の視角から分析し、それらを結合することによって課題に対する回答を得たいと考えている。

期間

2009年4月-2011年2月

研究会メンバー

[ 主査 ] 佐藤 幸人
[ 幹事 ] 寺尾 忠能
[ 委員 ] 沼崎一郎 (東北大学教授)
[ 委員 ] 呉叡人 (中央研究院台湾史研究所助理研究員)
[ 委員 ] 瀬地山角 (東京大学教授)
[ 委員 ] 松金公正 (宇都宮大学准教授)
[ 委員 ] 上水流久彦 (県立広島大学助教)
[ 委員 ] 石垣直 (沖縄国際大学専任講師)
[ 委員 ] 田上智宣 (東京大学大学院博士課程)
[ 委員 ] 川上 桃子
[ 委員 ] 池上 寛

研究成果

ミッション区分