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調査研究

研究会一覧 2010年度

2010年度 研究テーマ:4-25
韓国の日本との技術ネットワークの形成

概要

韓国は、日韓国交正常化以来急速な経済成長をしてきたが、その成長要因は、日本から技術を導入し日本との技術ネットワークを上手く構築したことにある。しかし、この日韓の技術ネットワークは、韓国の対日貿易赤字として表面化し、今日まで日韓の外交の懸案となってきた。

これまで対日貿易赤字の原因は、韓国の「部品・素材」産業を担う中小企業が脆弱であるため日本からの輸入にそれらを頼らざるを得ないから生じると考えられていた。このため、日本の中小企業が韓国に投資して現地生産すれば、問題は解消すると考えられてきた。しかし、本研究会は、赤字の原因となっている製品は、日本の中小企業が生産する「部品・素材」よりも、日本の大企業が生産する製品が多いこと、また、輸入の主体も韓国の大企業であることを明らかにした。特に韓国の大企業が、日本の大企業から技術を次々と導入して、それを製品として製造するために輸入することが、赤字の大きな要因であるという仮説を提示した。

期間

2009年4月-2011年3月

研究会メンバー

[ 主査・幹事 ] 水野 順子
[ 委員 ] 安倍 誠
[ 委員 ] 伊東誼 (東京工業大学名誉教授)
[ 委員 ] 藤田徹 (株式会社 住友商事総合研究所 国際調査部 シニアアナリスト)
[ 委員 ] 御手洗久巳 (株式会社 野村総合研究所 コンサルティング事業企画部 シニアスタッフ)
[ 委員 ] 全済九 (アジア経済研究所 客員研究員)

研究成果

ミッション区分