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調査研究

研究会一覧 2010年度

2010年度 研究テーマ:4-13
東南アジア政治制度の比較分析

概要

本研究会の目的は,東南アジアにおいて民主主義の諸制度がいかなる形態をとり,いかに機能しているかを,平易なかたちで示すことである。分析・解説にあたり,比較政治学の分析枠組みを援用し,かつ対象事例間の比較を行う。

今日ASEANの原加盟国(タイ,インドネシア,フィリピン,マレーシア,シンガポール)では,民主主義の諸制度が政治運営(政策策定と政府,体制への支持調達)の基盤を構成している。市民的自由の制限やクーデター,大衆行動による政権転覆といった非民主的な事象も時折発生するが,総じて平時の政治は民主主義の手続きに則って行われているといえる。また組織としてのASEANも、近年、原加盟国の主導のもとにASEAN憲章を採択するなど,民主的組織運営のための制度を導入している。

したがってこれらの国の政治や,これらの国が主導するASEANの制度的発展は,第1に,政治学における新制度論の知見を援用することでよりよく理解できる。第2に,5カ国における政治のあり方を,制度を軸に比較分析することが可能であり,制度とそれを取り巻く環境の共通性や差異が,政策パフォーマンスや体制の安定性にどのような影響を与えているかを明らかにすることができる。これらの作業を通じて,民主主義の時代(開発体制以降)の東南アジア政治のあり様を描く。

期間

2010年4月-2012年2月

研究会メンバー

[ 主査 ] 中村 正志
[ 幹事 ] 鈴木 早苗
[ 委員 ] 重冨 真一
[ 委員 ] 川中 豪
[ 委員 ] 川村 晃一
[ 委員 ] 青木(岡部) まき

研究成果

ミッション区分