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調査研究

研究会一覧 2010年度

2010年度 研究テーマ:4-05
「食料危機」と途上国におけるトウモロコシの供給体制

概要

2008年、食料供給に対する不安を反映する出来事が次々と起こった。穀物価格の高騰、輸出規制、食料をめぐる抗議や暴動、バイオ燃料原料としての穀物需要の増加、豊かな食料輸入国による外国での農地確保などである。数多くの研究機関や研究者がこの食料危機について分析を行い、その結果が公表されている。それらをみると、バイオ燃料や新興国の需要増加で需給が逼迫し安い食料の時代は終わりを告げたという指摘から、食料危機は作り話という主張まで、内容は多岐にわたっている。

そこで本研究会では、世界の食料需給をまとめて分析する代わりに、これを分解する。世界全体ではなく国レベルに、食料全体ではなく特定の作物に、そして需要の変化を把握した上で供給体制に、対象を絞って分析する。これらの分析結果を積み重ねて、世界の食料需給を理解する手がかりを得ようとする試みである。作物としては、主食の他にも多様な用途をもつトウモロコシを取り上げた。分析対象国としては、主要な生産・輸出・消費国のほか、需給構造が大きく変わったり、自給を基本とする国を選んだ。具体的には米国、中国、アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、タイ、マラウイである。これらの国々における需要の変化を把握し、その需要を満たすためにどのような供給が行われているか、それは近年どのように変化しているかを分析する。

期間

2010年4月 - 2011年2月

研究会メンバー

[ 主査 ] 清水 達也
[ 幹事 ] 寳劔 久俊
[ 委員 ] 重冨 真一
[ 委員 ] 大江 徹男 (明治大学農学部食料環境政策学科准教授)
[ 委員 ] 清水 純一 (農林水産政策研究所上席主任研究官)
[ 委員 ] 高根 務 (東京農業大学国際農業開発学科教授)
[ 委員 ] 谷 洋之 (上智大学外国語学部イスパニア語学科教授)

研究成果

ミッション区分

研究会情報

穀類価格の高騰や食料危機に関連して、当研究所では以下のような研究成果を発表している。本研究会の調査研究報告書と合わせてご覧頂きたい。