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調査研究

研究会一覧 2010年度

2010年度 研究テーマ:4-01
ラオス チンタナカーン・マイ(新思考)政策の新展開

概要

本研究会は、1986年のチンタナカーン・マイ(新思考)以降、ラオスがどのような変化をとげてきたかを、政治、経済、社会の各分野から包括的に描くことを目的としている。ラオスは1986年にチンタナカーン・マイ(新思考)を掲げ、市場経済化を中心とする全面的な改革に着手した。市場経済化は、それを支えるさまざまな制度の改革を要請し、政治や社会などあらゆる分野に変化をもたらした。いわば、ラオスという国があらゆる分野で大きく変わり、現在は、20年前とは異なる様相を呈しているのである。本研究会の特徴は、これまでの先行研究と異なり、現在起きている変化を、チンタナカーン・マイによる成果や結果と捉えるのではなく、近代国民国家建設という長期の歴史過程に位置づけ捉え直そうとする点である。これは、現在の変化を同時代的に捉えるだけでなく、それが、ラオスにとってどのような意味を持つのかを、歴史的に把握しようという試みである。そうすることで、ラオス史において、チンタナカーン・マイの20年がどのような意味を持っているのかを正しく理解できると考えられる。このような問題意識に基づき、党政関係、地方行政制度、財政制度、外国投資、鉱物資源開発、農村開発、教育制度、道徳教育のそれぞれの分野について、どのような変化が起きたのか、また、起きつつあるのかを制度と実態の両面から明らかにし、改革の全体像を描き出す。

期間

2009年4月-2011年3月

研究会メンバー

[ 主査 ] 山田 紀彦
[ 幹事 ] ケオラ スックニラン
鈴木基義 (シエラレオネ財務経済開発省(MOFED)経済顧問)
富田晋介 (東京大学大学院農学生命科学研究科・助教)
矢野順子 (東京外国語大学・非常勤講師)
オンパンダラ・パンパキット (神戸大学大学院国際協力研究科・助教)

研究成果

ミッション区分