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調査研究

研究会一覧 2010年度

2010年度 研究テーマ:
韓中FTAの第三国への影響

概要

近年、韓国はFTA(自由貿易協定)を主軸とした対外経済政策を精力的に展開してきている。2003年にFTAロードマップを施行して以来、アメリカやEUとのFTAを短期間にまとめるなど、着々と成果を上げている。発効済み、批准待ち、交渉中、研究中など何らかの動きのみられるFTA案件が仮にすべて発効した場合、韓国の貿易総額のうち実に9割以上がカバーされ、韓国独自の自由貿易ネットワーク構築が現実のものとなりつつある。韓国のFTA締結に向けての動きは広範かつ迅速である。

韓国のFTA が第三国に与える影響については、2010年2月に研究所より発刊された『韓国のFTA』において韓米、韓EUFTAのほか、日韓EPAのケースが取り上げられているが、同書の発刊後の4月に李大統領が韓中FTAの検討を指示するなど、韓国のFTAをめぐる状況は急速に動いている。このことから、最新の状況を加味して韓国のFTAが第三国に与える影響に関し再検討を行う必要に迫られていた。中国をめぐるFTAの影響を知りたいという経済産業省における政策ニーズも勘案し、今回は韓中FTAが第三国、とりわけ日本に与える影響を分析する。また、韓中FTAがもたらす影響を埋め合わせる方策としては日中EPAを締結することが考えられるが、これについても影響分析を行う。このほか、可能な限り、FTAに照準を合わせた韓国の農業対策など、他国にとっての示唆に富むFTA国内対策の紹介なども視野に入れる。

期間

2010年10月 - 2011年3月

研究会メンバー

[ 主査 ] 奥田 聡
渡辺 雄一

研究成果

ミッション区分