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調査研究

研究会一覧 2009年度

2009年度 研究テーマ:4-36
台湾総合研究Ⅲ——社会の求心力と遠心力

概要

この研究計画の目的は、今日の台湾社会がどのような方向に向かっているのか、凝集性を高めようとしているのか、それとも発散する傾向にあるのかを、多面的に明らかにすることである。このような分析が特に台湾について意味が大きいのは、その特殊な位置に由来する。台湾は日清戦争後、日本に割譲され、戦後も台湾海峡を隔てて中華人民共和国の統治が及ばなかったため、100年以上にわたって、大陸の中国とは別個の社会として発展してきた。とはいえ、中国への統合の力は常に存在し、近年は強まる傾向にある。

検討する領域はエスニシティ(先住民族、外省人、外国人配偶者)、国家アイデンティティ及び中国との関係、政治社会、ジェンダーと年齢、社会階層、宗教、環境である。それぞれについて、分化を招来する亀裂と統合を促す取り組みのせめぎ合いという共通の視角から分析し、それらを結合することによって課題に対する回答を得たいと考えている。

期間

2009年4月 - 2011年2月

主査名

研究会メンバー

佐藤 幸人
寺尾 忠能
池上 寛
沼崎 一郎 (東北大学教授)
呉 叡人 (中央研究院台湾史研究所助理研究員)
瀬地 山角 (東京大学准教授)
松金 公正 (宇都宮大学准教授)
上水流 久彦 (県立広島大学助教)
石垣 直 (日本学術振興会特別研究員)
田上 智宣 (日本学術振興会特別研究員)

研究成果

ミッション区分