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調査研究

研究会一覧 2009年度

2009年度 研究テーマ:4-23
財政分権化と開発:政府間財政関係のあり方とその開発への影響

概要

本研究会は、まず途上国の財政分権化、つまり中央と地方の政府間財政関係に焦点をあて、そのあり方、特徴を分析する。ここでは、途上国の財政分権化について、その是非を問う規範的分析ではなく、既に財政分権化が進められている途上国を対象とし、財政基盤や財政的責任のあり方という政府間財政関係について実証的な分析を試みる。そして、そのような政府間財政関係という土台のもと、実施されている制度改革や開発政策を取り上げ、政府間財政関係のあり方が与える影響、または財政分権化された状況において目的に即した制度改革等を実施するために重要となる要素等を考察する。

具体的な分析にあたっては、財政分権化について次のような特徴を持つアジアの途上国を取り上げる:フィリピン;包括的分権化、ベトナム;移行経済下の分権化、タイ;中央官僚統制の残る中での分権化への模索。これら特徴を有する3カ国の政府間財政関係のあり方を明示的に分析し、その特徴を捉え、それを踏まえた上で、保健制度改革や地域間経済格差など、具体的な制度改革や開発動向について考察する。

期間

2008年4月 - 2010年2月

主査名

内村 弘子

研究会メンバー

内村 弘子
鈴木 有理佳
高野 久紀
池本 幸生 (東京大学東洋文化研究所教授)
高端 正幸 (新潟県立大学国際地域学部准教授)
倉田 正充 (東京大学農学生命科学研究科)

研究成果

ミッション区分