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調査研究

研究会一覧 2009年度

2009年度 研究テーマ:3-04
パキスタン政治の混迷と法システム

概要

2007年3月に、当時のムシャラフ政権はチョードリー最高裁長官を停職処分とし、この措置を契機に大統領批判が活発化した。その後、非常事態が宣言され表現の自由などの基本権が停止されたもの、新たに成立した連立内閣による大統領弾劾の動きをうけて、ムシャラフは大統領を辞任し、ザルダーリーが新大統領に就任した。かくして、およそ9年続いた軍事政権の時代は終焉し,パキスタンは再び民主制の時代に入った。しかし、連立内閣は最高裁判事の復職に関する憲法改正問題をめぐって内部で対立を深め、はやくも連立が解消されるなど、現在もパキスタンの国内政治は混迷している。こうしたパキスタンにおける近年の政治的変動は、司法部と行政部の関係や連立内閣解消の原因となった憲法改正問題の本質はなにか等、パキスタンの法制度に関する論点を前面に押し出す結果となった。本研究では、パキスタンの法システムに関する基礎的情報を提供しつつ、混迷するパキスタン政治を様々な法制度的側面から検討する。

期間

2009年5月 - 2009年11月

主査名

研究会メンバー

佐藤 創
中西 嘉宏
浅野 宜之 (大阪大谷大学人間社会学部准教授)
小田 尚也 (立命館大学政策科学部准教授)

研究成果

ミッション区分