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調査研究

研究会一覧 2008年度

2008年度 研究テーマ:4-26
分権化と開発

概要

本研究会は、途上国の分権化について特に中央と地方の財政関係に焦点をあて、そのあり方、特徴を分析する。そして、そのような財政分権化という土台のもとに実施されている社会開発、制度改革を取り上げ、分権化の影響、または分権的状況下において目的に即した制度改革、開発政策を実施するために重要な要素等を考察する。本研究は分権化の是非を問うものではなく、既に分権化が進められている途上国において、実際の政策、改革を実行していくにあたって、どのような影響、問題があるのか。さらにその問題に対応していくためにはどういった要素が重要だと考えられるのか、という視点からの研究である。

財政の分権化は財源等に関する権限や財政収入規模、または施行権限・責任、公共サービスの担い手等に関する中央と地方の関係の変化を意味する。本研究会では、このような政府間財政関係を分析した上で、社会保障政策や保健制度改革など、具体的な社会開発や制度改革について考察することから、分権という状況下で開発を進める途上国における問題の所在をより明確に捉えられると考える。具体的な分析にあたっては、分権化のあり方・進め方にそれぞれの特徴を持つアジアの途上国(タイ、フィリピン、ベトナム)を取り上げる。

期間

2008年4月-2010年2月

主査名

内村 弘子

研究会メンバー

内村 弘子
高野 久紀
神野 直彦 (東京大学大学院経済学研究科教授)
永井 史男 (大阪市立大学大学院法学研究科教授)

研究成果

ミッション区分