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調査研究

研究会一覧 2008年度

2008年度 研究テーマ:4-24
ベトナム軍のカンボジア侵攻に対するASEANのコンセンサス形成

概要

本研究の目的は、1980年代、カンボジア紛争の発端となったベトナム軍のカンボジア侵攻に対し、東南アジア諸国連合(ASEAN)がどのような政策を打ち出したかを分析する。ASEAN諸国はASEANとしてこの問題に対処しなければならないという点では一致した。しかし、その対処方法、より具体的には、カンボジアに侵攻したベトナムへの対応をめぐって、意見が対立していた。本研究では、この問題について、ASEAN諸国は、異なる利害をいかに調整し、コンセンサスを形成していったのかを分析する。
ASEANは、その設立時、政治協力を前面に掲げなかったが、その後の諸合意から加盟国間あるいは東南アジア諸国間の関係構築に設立の目的があったことは疑いがない。中でも、カンボジア紛争はASEANの安全保障・政治協力の歴史の中で、長期間にわたり最重要課題であった。そして、カンボジア紛争の場合と同様、多くの政治問題で、ASEAN諸国間には意見の相違が存在した。カンボジア紛争に対するASEAN諸国のコンセンサス形成を分析することで、ASEANの政治協力スタイルの特徴について一定の示唆を得られるものと考える。

期間

2008年4月-2009年2月

主査名

研究会メンバー


研究成果

『アジア経済』等にて発表予定

ミッション区分