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調査研究

研究会一覧 2008年度

2008年度 研究テーマ:4-17
開発途上国と財政問題

概要

ある国が「開発途上国」を卒業することは、容易ではない。これが困難な理由の一つとして、財務行政に関するさまざまな問題が挙げられよう。市場機能や民間部門が脆弱な時期において、公的部門(政府)に期待される役割は大きいが、基本的機能である資源配分・所得再分配・経済安定化を果たすにあたって、内生・外生的制約を受けることは、自律的な財政管理への移行に対する障害となる。

本研究会では、「途上国政府にとって、自律的な財政管理と実施を実現するのが困難なのはなぜか」という疑問に対し、財務行政における一連の過程——予算策定から実行に至るまで——を軸として、そこで生じ(う)る主要な問題の論点を整理し、分析を行う。徴税執行の非効率やインフラ整備の必要性など、歳入源や歳出項目に大きな傾斜を持ち、対外債務を抱える途上国財政に影響を与える要因、歳入確保と公平な再配分を実現するための施策、市場経済化や地方分権化を適切に実現するための手段、あるいは財政政策と金融・為替政策との関連など、途上国政府が直面する財政問題を包括的に整理・分析する。

期間

2007年4月-2009年2月

主査名

研究会メンバー

柏原 千英
小山田 和彦
国宗 浩三
鈴木 有理佳
土屋 一樹
三尾 寿幸
中川利香
野上 裕生
鞠 重鎬 (横浜市立大学国際総合科学部 准教授)
花井 清人 (成城大学経済学部 教授)

研究成果

ミッション区分