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調査研究

研究会一覧 2008年度

2008年度 研究テーマ:4-01
タイにおけるコミュニティ主義の形成・展開・制度化

概要

タイでは1980年代から一種のコミュニティ主義思想が現れた。ここで言う「コミュニティ主義」とは、人々の連帯、協同的関係に価値をおく思想のことである。現代タイ社会では、こうした思想がかなりの広がりをもって「当然のこと」とされるようになった。このような「当然視」には、政治的な影響力がともなう。何らかの政策提案が「妥当なもの」として受け入れられやすくなり、しばしば「コミュニティ主義」を基準に主張を正当化ないし否定することができるからである。タイにおけるコミュニティ主義は、はじめNGO活動家の間で形成されたが、それが政治的な影響力をもつまでになったのは、思想自体のもつ説明力、環境条件、標榜者の力などが作用したのであろう。本研究は、「コミュニティ主義」がどのような過程で「当然視」されていったのかを明らかにするものである。

期間

2008年4月 - 2009年3月

主査名

重冨 真一

研究会メンバー

重冨 真一

研究成果

ミッション区分