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調査研究

研究会一覧 2008年度

2008年度 研究テーマ:1-08
国際価値連鎖のダイナミクスと東アジア企業の成長

概要

本研究会の目的は,「国際価値連鎖論(global value chains approach)」の近年の研究成果を手がかりとして,先発工業国企業によって編成された産業内分業への参加が東アジア企業の成長にもたらす可能性と限界を明らかにすることにある。今年度は,中国・台湾・マレーシア・インドネシア・ベトナムの電子産業,機械産業の実証分析を通じて,国際価値連鎖への参加を通じた後発工業国企業の成長のメカニズムと,価値連鎖のなかの企業間関係のダイナミクスを分析する。主に米・英の研究者によって構築されてきた国際価値連鎖論の枠組みに対して,本研究は,東アジアの産業発展の事例分析を通じて以下のような指摘を行う。第1に,既存研究における主導企業-サプライヤーの捉え方を再検討し,「主導企業」概念の再設定の必要性と「主導」概念の多義性を指摘する。第2に,多様な国際価値連鎖のガバナンス類型のもとでのサプライヤーの能力構築過程を明らかにする作業を通じて,現在の国際価値連鎖論の枠組みをよりダイナミックなものへと発展させることをめざす。

期間

2008年4月 - 2009年2月

主査名

研究会メンバー

川上 桃子
今井 健一
藤田 麻衣
佐藤 百合
福西 隆弘
小井川 広志 (長崎県立大学准教授)

研究成果

ミッション区分