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調査研究

研究会一覧 2007年度

2007年度 研究テーマ:6-02
中国の製薬産業:医療体制改革が企業の戦略およびイノベーション力に与える影響(中国の企業の成長と産業の発展に関する実証研究 ケース1)

概要

中国の製薬産業は、いまや世界の主な原料薬生産基地として国際的に認知されるようになっている。一方で、国内では高すぎる薬価などをめぐって社会的な批判を受け、また企業はイノベーション能力の欠如を批判されている。 国内では、抜本的な医療体制の準備が始まり、これは医薬品企業にとって大きな変化をもたらすと予測される。こうした製薬産業企業の行動に、(1)医療制度(保険、薬価の設定)、(2)特許制度、(3)新薬保護のかたちでの産業政策がどのように影響しているのか、を明らかにするのが、本プロジェクトの目的である。

医薬品産業は、(1)需要をみると、医者が患者のために購買を決定し、保険が支払う、(2)供給は民営企業が主で、国有企業であることは少ない、(3)価格の設定権が企業になく、政府が握っていることが多い、という特徴がある。一方、「新しく、品質がよく、安い」薬品を提供することは、国民衛生にとって非常に重要な問題である。政府の関与が深い独特の体制が、企業の行動にどのように影響しているのか、「新しく、品質がよく、安い」薬品の提供を実現するためには、どのような制度設計をすべきなのか。この点を検討していきたい。

期間

2006年9月 - 2007年8月

主査名

渡邉 真理子

研究会メンバー

渡邉 真理子
陳 小洪 (国務院発展研究中心企業研究所 所長)
曹 津燕 (国家知識産権局知識産権発展研究中心 副主任)
張 政軍 (国務院発展研究中心企業研究所)
項 安波 (国務院発展研究中心企業研究所)
史 録文 (北京大学医学部副主任)

研究成果

ミッション区分