skip to contents.

調査研究

研究会一覧 2007年度

2007年度 研究テーマ:4-31
革命後イランにおける農村部中小都市(ルースター・シャフル)の形成についての研究

概要

本調査研究は1999年から2001年までに実施したイランの農村部中小都市(ルースター・シャフル)に関するフィールドワーク調査の結果を、その後のイランにおける現地調査や国際学会等での発表の結果を踏まえつつモノグラフとして纏め、イランの地方農村部社会の変容に関する今後の研究のためのステップとすることを目的とするものである。

本研究においては人口規模2,000から20,000の間にある都市と農村の中間的な性格の居住区域としての「ルースター・シャフル」という新たな概念を導入することにより、この間の変化をイランの地方社会における都市・農村関係の構造的変容としてより明確に跡づけることを意図している。ルースター・シャフルをイランの各地方において全国的に新たに成立しつつある小規模な地域社会のネットワークの核として位置づけることによって、イラン社会の将来的発展の方向に示唆を与えたいと考える。

鈴木は1999年から2001年に海外調査員として赴任した際に、先ず予備的段階として約160ヶ所の農村部中小都市と想定される地域を訪問し、インタビューを実施している。また調査期間の終盤には調査対象地域をエスファハーン周辺、デズフール周辺、ミヤーネ周辺の3地域に調査対象を絞り込み、より詳細なフィールドワーク調査を行なった。これらの調査については原則的にすべて映像記録をビデオに録り、またフィールドノートを記録してある。今回のモノグラフ執筆に当たってはこれらの一次資料を効率的に加工・整理し、読者に分かり易く明快に提示することを最大の眼目とする。

期間

2007年4月 - 2008年3月

主査名

研究会メンバー


研究成果

研究双書として2008年に刊行予定。

ミッション区分