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調査研究

研究会一覧 2007年度

2007年度 研究テーマ:4-08
イランにおける不動産賃貸借とイスラーム法

概要

本研究会ではイランの不動産賃貸借法制を取り上げ、1980年以降に革命政府によって進められた近代法制度の見直しが、実際の社会経済制度に与えた影響を検討する。

提案者はこれまで、現在のイラン商業地において支配的な賃貸契約形態である「サルゴフリー方式賃貸契約」に着目し、その運用実態や、1930年代からイスラム革命直前までの関連法制度の変遷などの調査を通じて、そこに顕現するイランの不動産賃貸借制度の特徴や、制度全体の歴史的な発展を論じてきた。

「サルゴフリー方式賃貸契約」は、1960年制定の特別法「賃貸人・賃借人関係法」によって規定されている。もともと西欧近代法の枠組みに拠りつつ過去に数次にわたり改正された同法は、イスラーム革命後の1997年改正時に、おりからの「シャリーア(イスラーム法)回帰」の機運が影響し、きわめて大きな変更が加えられた。

本研究会では、これまでの提案者の研究では扱わなかったイスラム革命後の時期のイランにおけるイスラーム法学上の賃貸借および賃貸人・賃借人関係に関する議論を踏まえつつ、施された法改正が今後、現実の賃貸借契約形態にどのような影響を与える可能性があるか、あるいはそれによって今後どのような制度変化が予想されるかを分析する。

期間

2007年4月 - 2008年3月

主査名

研究会メンバー


研究成果

ミッション区分