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調査研究

研究会一覧 2007年度

2007年度 研究テーマ:2-02
東アジア地域のマクロ計量モデル開発(I)

概要

アジアNIEs(韓国、台湾、香港、シンガポール)、ASEAN5カ国(タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)および中国は、1980年代後半以降、1990年代半ばまで、工業化をベースとした高い経済成長を達成してきた。

この東アジア地域は、経済規模及び貿易規模を急速に拡大させるとともに、金融・資本市場のグローバリゼーション化を進めたが、急速な金融・資本市場の対外開放は、タイ、韓国、インドネシアにおいて1997年の半ば以降に生じた通貨危機の一因となった。

21世紀に入ると、中国の台頭は著しく、域内外での役割が上昇している。当事業は、東アジア地域の経済を世界経済の枠組みのなかで実証的に研究し、域内経済ごとの短期経済予測を行うことをひとつの目的としている。

先行事業である「アジア工業圏経済展望」事業で、東アジア10カ国・地域のマクロ計量経済モデルを構築し、この地域のマクロ経済政策の有効性やショックに対するインパクト分析と経済予測を実施してきた。マクロモデルを用いた分析・予測は、各変数間の整合性が保たれるという利点がある。当事業では、これらのマクロ計量経済モデルをさらに精緻化し、12月には経済予測を実施する。予測結果は、プレス発表を通じて内外に公表する。

また、これらのマクロ計量モデルを貿易で相互接続した「東アジア地域モデル」を開発し、この地域のマクロ経済政策の有効性やショックに対するインパクト分析を実施する。

期間

2007年4月 - 2008年3月

主査名

研究会メンバー

植村 仁一
高橋 和志
山路 千波
玉村 千治
奥田 聡
佐藤 仁志
塚田 和也
岡本 裕介 (三菱UFJ証券)

研究成果

植村・高橋編 『東アジアの経済展望-2008-』 (仮題) 研究報告書、2008年3月。

ミッション区分