skip to contents.

調査研究

研究会一覧 2007年度

2007年度 研究テーマ:1-04
中国経済の持続可能な成長—資源・環境制約の克服はなるか

概要

中国は四半世紀を超える長期にわたって年平均9%を超える高度成長を持続してきた。しかし近年、高度成長が今後も持続可能なものであるのかどうか、疑念を引き起こすこととなっている。例えば、2002年以降、国内でエネルギーや鉱物資源の需要が急激に増加した結果、資源の輸入が急増し、世界中から資源を買い漁り、飲み込む中国というイメージが定着し、懸念されている。また人々の生活や農業、そして工業にも不可欠な水資源が需要の急増に供給量が追いつかない、あるいは汚染が進んでいることで質的に使用できないという問題が生じている。こうした状況の背景にある要因を分析し、その経済成長に及ぼす影響を解析することが求められている。

他方、そうした資源・環境の制約状況に対して、積極的に対策を打ち出している面もある。例えば省エネルギーについては第11次五カ年計画でGDP原単位(GDP1元当たりのエネルギー消費量)の20%効率向上を目標として掲げ、「資源節約型・循環型社会」の構築を重点方針として挙げている。また資源の海外開発プロジェクトへの投資も積極的に推し進めている。

こうした状況認識の下、中国の直面する資源・環境制約について現状を分析するとともに、信頼できる情報提供を行うこと、また中国が講じている対策を評価し、中国の経済成長の持続可能性を展望することが本研究の目的である。現地調査や海外機関との共同研究によって最新情報を入手し、特にビジネスのレファレンスとして幅広く利用される成果を完成させることを目指す。

期間

2007年4月 - 2009年3月

主査名

堀井 伸浩 (九州大学経済学研究院・准教授)

研究会メンバー

堀井 伸浩 (九州大学経済学研究院・准教授)
大塚 健司
木村 公一朗
澤田 賢治 ((独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構・金属資源開発調査企画グループ担当審議役)
郭 四志 ((財)日本エネルギー経済研究所 戦略・産業ユニット主任研究員)
沈 中元 ((財)日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット主任研究員)
吉田 綾 ((独)国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター 国際資源循環研究室研究員)
長瀬 誠 (東アジア総合研究所・研究員)

研究成果

ミッション区分