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調査研究

研究会一覧 2006年度

2006年度 研究テーマ:4-37
保健サービスと貧困

概要

貧困問題との密接な関連から、途上国における保健分野の問題は、近年、特にその重要性が指摘されている。貧困から健康状態の悪化、また疾病からの貧困化という貧困と疾病(ill-health)の悪循環が問題とされている。貧困問題における保健分野の重要性は、8つのミレニアム開発目標(MDGs)のうち3つが保健分野の課題であることからも伺える。

途上国、なかでも貧困層のill-health問題の背景には、不適切な保健政策や保健システムの機能不全等から有効で入手可能な保健サービスが提供できていないという状況がある。そのような認識のもと、途上国における保健サービス、保健システムの強化・改善の必要性が強く指摘されている。このような保健サービス提供における制度・政策的課題と並んで重要なのが資源(人、モノ、資金)の問題である。この資源の問題については、近年、グローバルな影響の重要性が増している。途上国の医師や看護師など医療従事者の先進国への流出、またWTO下で進められている特許制度改革の途上国おける医薬品市場・薬価への影響を注視する必要がある。

このような背景のもと、本研究会では途上国の保健問題について、保健サービスの提供という課題を取り上げる。途上国、なかでも貧困地域・貧困層に必要なサービス、そして彼らがアクセスできるサービスをいかに提供するかという問題について、保健サービス提供の制度・政策面並びに資源(グローバル・イシュー)面から考察する。

期間

2006年4月 - 2008年3月

主査名

内村 弘子

研究会メンバー

内村 弘子
久保 研介
伊藤 成朗
山形 辰史
井伊 雅子 (一橋大学国際・公共政策大学院教授)
山根 裕子 (政策研究大学院大学教授)
伊藤 萬里 (慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所研究助手)

研究成果

ミッション区分

  • 貧困削減