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調査研究

研究会一覧 2006年度

2006年度 研究テーマ:4-18
開発途上国における金融市場と貨幣

概要

貨幣は交換の媒介であるとともに、価値の保蔵手段としての機能を持つ。自由な経済取引を原則とする市場経済は、価値尺度である貨幣がその諸機能を十全に発揮することにより実現可能となる。他方、貨幣は金融市場において銀行による信用供与を通じ創出される。中央銀行は金融市場を通じ、貨幣数量を変化させるが、この変化は金融政策運営態度、賃金・物価の硬直性等の制度的諸要因を通じ、実体経済の活動水準に非中立的な影響を及ぼすと考えられる。

財と金融の諸自由化政策を契機として市場経済化が進行している開発途上国においては、近年金融資産の蓄積が進み、従来の貨幣と物価の安定的な関係が崩れている。また、信用の急速な伸びは時として金融危機を発生させるなど、景気循環の振幅を高めている。開発途上国の中央銀行は両問題に政策対応を迫られている。

本研究会は、近年の開発途上国における金融市場と貨幣面の上記に代表される諸問題を理論的・実証的に解明することを目的とする。

期間

2005年4月 - 2006年10月

主査名

研究会メンバー

三尾 寿幸
石原 秀彦 (専修大学経済学部助教授)
熊倉 正修 (大阪市立大学大学院経済学研究科助教授)
小松 正昭 (広島大学大学院国際協力研究科教授)
古屋 核 (大東文化大学経済学部助教授)

研究成果

ミッション区分