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調査研究

研究会一覧 2006年度

2006年度 研究テーマ:4-14
現代レヴァント諸国の政治構造とその相関関係

概要

イラク戦争開戦以降、アラブ世界は、「対テロ戦争」や「民主化」といったプロパガンダによって正当化される外圧のもと、未曾有の変化を経験している。シリアとレバノンも例外ではなく、レバノンのラフィーク・ハリーリー元首相暗殺(2005年2月)を機に国際社会(とりわけアメリカおよびフランス)によるシリア・バッシングとレバノン国内でのシリア排斥運動が激化した。その結果、シリアはレバノン実効支配の断念を余儀なくされ、そのことが政治的安定性や安全保障に対する不安を高めている。また、レバノンでも、「主権回復」後の内外の政策をめぐる対立が激化し、その内政は実質的に麻痺状態に陥っている。

本研究会は、以上のような地域情勢のなかで、(1)シリアとレバノンの政治構造がいかなる変容を遂げたのか、(2)両国政治構造の不可欠かつ不可分な関係が、ハリーリー元首相の暗殺以降、いかに再構成されたのか、そして(3)この再構成が、両国および地域全体の政治的安定(ないしは不安定)にいかなる影響を及ぼしたのか、を解明することをめざす。

期間

2006年4月 - 2008年3月

主査名

青山 弘之 (地域研究センター中東研究グループ)

研究会メンバー

青山 弘之 (地域研究センター中東研究グループ)
渡邊 正晃
末近 浩太 (立命館大学国際関係学部助教授)

研究成果

ミッション区分