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調査研究

研究会一覧 2006年度

2006年度 研究テーマ:3-03
日本のジェネリック医薬品市場とインド・中国の製薬産業—特許制度と品質基準の観点から—

概要

ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が満了したあとに市場に登場する医薬品である。特許期間中の新薬は独占的供給の下で高く価格設定されるのに比べ、ジェネリック医薬品は競争的に供給されるため、市場価格の低下をもたらす。今日、日本の医療用医薬品市場に占めるジェネリック医薬品の割合は、欧米先進諸国と比較すると高くはない。しかし近年は、薬剤師によるジェネリック医薬品の調剤を容易化する「代替調剤制度」など政策的後押しがあり、ジェネリック需要は確実に拡大している。その一方、原料調達のグローバル化や、最終製品部門における外資系メーカーの進出など、供給面における変化も観察されている。特にインド・中国の医薬品メーカーが、原料部門を中心として存在感を高めている。

本研究は、日本のジェネリック市場においてインド・中国企業が担う役割を明らかにし、同市場の今後の展開を検討することが目的である。そのために各国企業の競争力の源泉を探り、各国が抱える課題についても分析する。とくに特許制度改革や品質基準の履行強制など、制度的改正が企業活動に与えるインパクトに着目し、日本市場へのインプリケーションを検討する。

期間

2006年8月 - 2007年3月

主査名

久保研介

研究会メンバー

久保 研介
上池 あつ子 (甲南大学経済学部非常勤講師)
湊 一樹
渡邉 真理子

研究成果

ミッション区分