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新興諸国の現金給付政策  ——アイディア・言説の視点から——

研究双書

No.618

新興諸国等において貧困緩和政策として新たな現金給付政策が重要性を増している。本書では、アイディアや言説的要因に注目して新たな政策の形成過程を分析している。


研究双書 新興諸国の現金給付政策 ■ 新興諸国の現金給付政策 ——アイディア・言説の視点から——
■ 宇佐見耕一 ・ 牧野久美子  編
■ 3,132円(本体価格 2,900円)
■ A5判
■ 239pp.
■ 2015年3月発行
■ ISBN978-4-258-04618-8
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CONTENTS

まえがき

序 章 新興諸国の現金給付政策——分析の課題と視点—— / 宇佐見耕一・牧野久美子
はじめに
第1節 なぜ現金給付に注目するのか
第2節 現金給付の位置づけと種類
第3節 現金給付,とくに条件付現金給付に関する先行研究と本書の課題
第4節 本書の分析の視点
おわりに

第1章 アルゼンチンにおける「普遍的子ども手当」の制定とアイディアの政治 / 宇佐見耕一
はじめに
第1節 先行研究と分析の視点
第2節 既存の政策と政策アイディア
第3節 「普遍的子ども手当」の制定過程とアイディア
おわりに

第2章 ブラジルの条件付現金給付政策——ボルサ・ファミリアへの集約における言説とアイディア—— / 近田亮平
はじめに
第1節 分析アプローチ
第2節 ボルサ・ファミリア
第3節 ベーシックインカムをめぐる言説とアイディア
第4節 拡大した中間層をめぐる言説とアイディア
第5節 言説をめぐる状況と反応
おわりに

第3章 南アフリカの子ども手当改革——社会的投資の視点からの再評価—— / 牧野久美子
はじめに
第1節 先行研究と分析枠組み
第2節 社会手当制度の概要と子ども手当の位置づけ
第3節 子ども手当改革をとりまく政治環境
第4節 子ども手当改革の決定過程
おわりに

第4章 エチオピアにおける現物・現金給付政策の変遷と国際食料援助政策 / 児玉由佳
はじめに
第1節 先行研究と分析枠組み
第2節 国際開発援助のアイディアの変遷
第3節 エチオピアにおける食料援助政策の変遷
第4節 生産的セーフティ・ネット・プログラムと国際食料援助政策
おわりに

第5章 岐路に立つ韓国の社会保障制度の改革課題と現金給付制度
            ——「最低生計費」保障から「マッチュム〈ニーズ対応〉型」社会手当構想へ——
/ 金 早雪
はじめに
第1節 現金給付をめぐる問題状況と分析の視角
第2節 高齢者・障害者に対する現金給付制度の展開過程
第3節 「勤労貧困」層=社会保障の「死角地帯」を対象とする基礎生活保障改革提案
おわりに

第6章 中東欧諸国の現金給付制度——子ども手当と最低生活保障給付を軸に—— / 仙石 学
はじめに
第1節 「利益」の視点と「言説」の視点
第2節 現金給付制度と政党政治
第3節 中東欧4カ国における現金給付制度と政党政治との連関
第4節 家族に対する現金給付をめぐる言説
おわりに——「言説」の視点の可能性——

終章 現金給付政策形成におけるアイディア・言説的要因の影響 / 宇佐見耕一


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