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マハティール政権下のマレーシア  —「イスラーム先進国」をめざした22年—

「2020年までの先進国化」を国家ビジョンに掲げ、マレー系企業の育成と独自のイスラーム促進政策を追求したマハティール政権の国家構想と成果を多面的に検証。

■ マハティール政権下のマレーシア —「イスラーム先進国」をめざした22年—
■ 鳥居高  編
■ 5,076円(本体価格 4,700円)
■ A5判
■ 379pp
■ 2006年12月
■ ISBN4-258-04557-8

CONTENTS

まえがき / 鳥居高

序論 / 鳥居高


第I部 マハティール政権の意図とビジョン

はじめに
第1節 マハティール政権期概観——22年間にマレーシアで何が起きたのか?——
第2節 マハティール政権の主要政策の概観と初期条件
第3節 マハティール政権がめざしたもの——「イスラーム先進国・マレーシア」の要素——
第4節 マハティール政権の政策運営の枠組み
むすび

はじめに
第1節 ビジョン2020の国家・社会像
第2節 1990年以後の政策をめぐる対立
第3節 統合原理としての経済成長
むすび

第II部 マハティール政権の運営と主要政策

はじめに
第1節 マレーシア財政の構造と特徴
第2節 財政収支分析
第3節 分析結果
おわりに

はじめに
第1節 マレーシアの民営化政策の変遷
第2節 分析対象企業グループの選別
第3節 ケーススタディ
第4節 民営化政策を用いた企業グループ育成の成否とその要因
結語

はじめに——グローバリゼーションのもとでの「小国」——
第1節 マレーシアにおける外国資本の流入と性質
第2節 マハティール政権における外資誘致政策とその輸出動向への帰結
第3節 マレーシアの輸出動向に見る外国直接投資誘致の定量的な評価
おわりに
付表

はじめに
第1節 イスラーム金融制度の導入と政府の育成策
第2節 開発におけるイスラーム金融
第3節 イスラーム金融制度の運用状況——銀行を中心に——
むすびにかえて——イスラーム金融が果たしてきた役割——
付表

第III部 マレーシア社会の変化と対応 —「バンサ・マレーシア」のもとで—

はじめに
第1節 新経済政策(NEP)期の高等教育政策
第2節 1990年代における高等教育政策の転換
第3節 私立高等教育の拡大と国立大学の法人化
第4節 高等教育改革をめぐる政治的争点と対立軸
むすび

はじめに——マハティール政権とイスラーム——
第1節 ウラマー評議会体制成立以前のPAS
第2節 ウラマー評議会体制下のPAS
第3節 イスラーム政策の実施——イスラーム刑法の導入の試みを例に——
第4節 イスラーム主義と民族問題のはざまで
むすび
付表

第1節 本書で明らかになったこと——「イスラーム先進国・マレーシアの確立」について—— 第2節 「ヌグリ」(negeri)から近代国家「マレーシア」の確立へ 第3節 本書が残した課題