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移行期ベトナムの産業変容  -地場企業主導による発展の諸相-

ドイモイ開始から20年を経て、多様な産業が勃興しつつあるベトナム。産業・産地の事例研究を通じて、地場企業に牽引された産業発展の過程と課題に迫る。

■ 移行期ベトナムの産業変容 -地場企業主導による発展の諸相-
藤田 麻衣  編
■ 3,240円(本体価格 3,000円)
■ A5判
■ 260pp
■ 2006年7月

CONTENTS

まえがき / 藤田 麻衣

序章 移行期ベトナムの産業変容 / 藤田麻衣

第1節 本書の背景、ねらい、位置づけ
第2節 本書の対象
 軽工業
 地場企業
第3節 本書の構成
第4節 本書の成果
 都市の近代的製造業と農村工業の違い
 産業の発展過程にみる特徴
 新たな発展段階における地場企業
 産業をとおしてみるベトナム経済の変容
むすび

付 ベトナムの行政単位と「農村」の定義

はじめに
第1節 ベトナムにおける乳業発展過程
 乳業の特質
 ベトナムにおける乳製品消費と原料輸入
 乳製品に関する貿易措置
第2節 ベトナムの乳業と企業
 VINAMILK
 VINAMILKと競合する企業と市場の変化
 乳製品の流通
 商標・広告・宣伝
第3節 乳業発展計画と原料国産化
 工業省の乳業発展計画
 原料国産化の課題
おわりに

はじめに
第1節 産業の概要
 産業の特性
 他のアジア諸国の経験
第2節 ベトナムにおける発展の経緯
 発展過程
 政策の変遷
第3節 プラスチック産業の構造変化
 企業数の変化と参入の動向
 産業構造の変化
 主要企業の特徴
第4節 高成長を遂げる大企業の特徴と背景-旧来型大企業の分析-
 生産体制からの説明
 流通構造からの説明
 F社の事例
おわりに

はじめに
第1節 ベトナムのアパレル産業の概要とホーチミン市の重要性
 ベトナムのアパレル産業の史的展開
 ホーチミン市のアパレル産業の現状
第2節 独自ブランド型産業の生産・流通組織
 調査の概要とアパレルの生産と流通フロー
 独自ブランド型企業の知識集約的機能と生産・流通の垂直統合
第3節 独自ブランド型産業の生産システムと経営分析
 独自ブランド・アパレルの相対的高価格と生産・流通
 独自ブランド型企業の経営分析
おわりに

はじめに
第1節 ドイモイ後の農村工業化政策の推移
 農村開発戦略における農村工業化の重要性
 初めての農村工業発展政策:首相決定第132号
 本格的な農村工業発展政策:政府議定第134号
 農村工業化政策の注目すべき新たな動向
第2節 農村工業の流動的な定義と実態
 統計上の分類
 党決議(1992年)にみる定義
 工業省機関誌上にみる新たな定義
 工芸村とその実態
第3節 アンザン省の農村工業化政策とその発展状況
 アンザン省の「勧工政策」にみる特徴と投資優遇政策
 アンザン省の「勧工政策」における主要投資優遇政策
 アンザン省の農村工業の発展状況
第4節 アンザン省の類型別事例
 少数民族の地場産業=刺繍製品、絹織物・絹製品
 農村工業=水産物加工(塩辛、干物)
第5節 アンザン省の農村工業と工芸村・手工業が直面する課題
おわりに

はじめに
第1節 バクニン省の工業の現状
 工業のマクロ概況
 省外からの企業誘致
 伝統工芸村の振興
第2節 バクニン省の木工家具産業-ドンキ村を中心に-
 ベトナムの木工家具産業
 ドンキ村の木工家具生産の発展過程と現状
第3節 ドンキ村の木工家具生産発展における地方政府の役割
 地方政府の産業・企業振興策
 企業が実際に受けてきた支援
 評価
おわりに

はじめに
第1節 調査の概要
 調査方法
 調査地の概要
第2節 バッチャンの陶磁器生産の歴史
 伝統ある産地の範囲
 バッチャン部落における陶磁器生産の歴史的変遷
第3節 市場経済化後のバッチャンにおける生産構造の変容
 輸出量の増加と輸出先の多様化
 製品の多様化
 生産工程の効率化
 生産主体の多様化
 経営・売上げ規模を拡大する生産者の事例と成長要因
 バッチャンの生産構造変容を規定した条件
おわりに