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アジアの金型・工作機械産業  -ローカライズド・グローバリズム下のビジネス・デザイン-

価格競争力を喪失した日本の金型・工作機械産業について、日本を含むアジアの比較優位と劣位を分析し、日本がアジアにおいて生き残るためのビジネスをデザインして提示する。

■ アジアの金型・工作機械産業 -ローカライズド・グローバリズム下のビジネス・デザイン-
■ 水野 順子  編
■ 3,240円(本体価格 3,000円)
■ A5判
■ 300pp
■ 2003年12月

CONTENTS

まえがき / 水野 順子

/ 水野順子

はじめに
1.「金型」とは何か
2.金型と工作機械の関係
3.本書の構成

第I部 総論

総論 棲み分けの境界線としての技能-競争力の比較優位評価への試み- / 横田悦二郎・八賀聡一・水野順子

はじめに
第1節 金型製造の流れ
第2節 金型のレベルについて
第3節 金型の価格比較
第4節 これまでの棲み分けの境界線
第5節 ソフトとハード技術の進歩と熟練労働力
第6節 ハード技術としての金型加工用NC工作機械の発展
結論:棲み分けを決定する技能

第II部 工作機械産業

はじめに
第1節 工業生産における工作機械産業の位置づけ
第2節 日本の工作機械産業の発展要因
第3節 日本の工作機械産業の現状
第4節 企業経営悪化の要因
第5節 内需縮小に対する企業の対応
第6節 国際分業の模索

はじめに
第1節 工作機械メーカーの概要
第2節 生産の特徴
第3節 輸出入の現状
第4節 台湾企業の生産分業の事例
第5節 分業の類型化
結論

はじめに
第1節 生産の特徴
第2節 国内需要と輸出入の特徴
第3節 国際競争力
第4節 購買(部品調達,部品輸入)
第5節 代表的企業の研究開発の現状
結論

第4章 中国の工作機械産業-拡大する内需と技術の導入- / 広田鉱一

はじめに
第1節 1990年代の生産構造の変化
第2節 巨大な潜在的需要
第3節 NC時代に出遅れ
第4節 主要ユーザーの需要とこれまでの設備
第5節 外国工作機械企業の中国進出
第6節 主要工作機械(切削型)メーカーの技術導入

はじめに
第1節 日本,韓国ならびに台湾の工作機械技術
第2節 外注優先・組立主導方式
第3節 技術主導方式
第4節 汎用NC旋盤およびMCの領域で想定される生き残り策-日本の工作機械メーカーのビジネス・デザインへの示唆-

第III部 金型産業

はじめに
第1節 日本の金型産業-業界の動向と企業経営の現状-
第2節 国際競争力の源泉-企業間国際分業に向けて-
第3節 競争力確保にむけた経営上の取り組み
第4節 人的基盤の現状
第5節 要約と結論

第7章 台湾,韓国の金型産業-技術革新と人材- / 陳明豊・江静愚・季厚祥・崔斗善・水野順子

はじめに
第1節 台湾,韓国の金型産業の概況
第2節 アンケート回答企業の基礎的情報
第3節 売上高の変化とその要因
第4節 情報伝達手段
第5節 人材の育成
結論

はじめに
第1節 韓国と台湾に共通してみられる特徴
第2節 韓国にみられる特徴
第3節 台湾にみられる特徴
結論

第IV部 ローカライズド・グローバリズム下のビジネス・デザイン

第9章 新しい形の金型生産分業-シンガポールMSCグループの例- / 横田悦二郎

第1節 背景
第2節 MSCグループのコンセプト
第3節 MSCグループの機構
第4節 MSCグループの各センターの役割
第5節 MSCグループの金型事業の位置づけ
第6節 金型ユーザーにとってのMSCグループの存在意義
第7節 金型企業にとってのMSCグループ傘下になる優位点
第8節 MSCグループシステムの問題点
第9節 MSCグループのコンセプトにみる国際工程間分業体制の今後

第1節 X社設立の経緯とグループ経営
第2節 世界的に展開するグループ経営
第3節 試作モデルを核とする事業展開
第4節 M&A戦略の展開
第5節 社内独立制度
まとめ

第11章 台湾を軸としたアメリカ,台湾,中国の金型生産分業 / 横田悦二郎

はじめに
第1節 アメリカ,台湾,中国の金型産業の特徴
第2節 アメリカと台湾の金型生産分業
第3節 台湾と中国との金型生産分業
第4節 アメリカと中国との金型生産分業
第5節 アメリカ,台湾,中国の金型生産分業
第6節 事例
結び