文字サイズ

標準
国・テーマ インデックス
レポート・出版物

新興民主主義国の経済・社会政策  

およそ四半世紀、民主化の「第三の波」が世界を席巻した。本書は新しく誕生した民主主義の経済的、社会的な作用を、システム管理と包摂という二つの視点から分析する。

■ 新興民主主義国の経済・社会政策
佐藤 幸人  編
■ 3,564円(本体価格 3,300円)
■ A5判
■ 372pp
■ 2001年3月

CONTENTS

まえがき / 佐藤 幸人

第1節 視角の設定
第2節 成果の概要

第I部 システム管理

第1節 問題意識、課題の設定、分析手法、先行研究
第2節 金融システムの現状——延滞債権の増加とその要因
第3節 旧体制の負の遺産,体制転換の副作用
第4節 政権交代と金融システムの安定化
むすび

はじめに
第1節 ラテンアメリカ福祉国家分析の理論
第2節 財政支出の推移
第3節 社会保障制度改革—年金制度改革を中心として
第4節 アルゼンチンにおける福祉国家の推移
おわりに

はじめに
第1節 ポスト社会主義国の年金制度改革—政治経済学の視点から
第2節 ポーランドの年金制度の概要
第3節 年金制度改革の背景—なぜ改革は「実施」されたのか
おわりに

第1節 出発点—中途半端な経済自由化,「コントロール」された民主化
第2節 市場経済化と「パワーセンター」の政治
第3節 大統領と議会との対立—エリツィン体制の枠組み
第4節 プーチン政権—経済的自由主義プラス強い国家
第5節 市場経済化と民主化に関する三つのシナリオ

はじめに
第1節 タイの政策決定過程におけるアクター
第2節 財政金融政策と金融制度改革
第3節 企業の債務再構築
第4節 労働・社会保障政策
おわりに

第Ⅱ部 包摂

第1節 本章の課題
第2節 開発における福祉・自由と民主主義
第3節 人間開発に有効な民主主義の条件
第4節 民主主義と社会政策
むすび

はじめに
第1節 二階層社会の固定性
第2節 地域間格差と農地制度
第3節 1990年代の社会変容—中間層の台頭
結語

第1節 アフリカにおける「民主化」
第2節 新生南アフリカの政治制度
第3節 新生南アフリカの政策とパフォーマンス
結語 民主化と市場経済化

はじめに
第1節 概念の整理と予備的考察
第2節 社会的合意形成の基盤造成(1987~95年)
第3節 労使関係改革委員会(1996~97年)
第4節 IMF体制下の政労使関係(1998~2000年)
おわりに

第1節 民主的制度改革とネオ・リベラリズム
第2節 「ケーララ・モデル」の批判的検討
第3節 地方分権の推進と「ケーララ・モデル」
むすび

あとがき / 佐藤 幸人