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イラン国民経済のダイナミズム  

研究双書

No.503

現代イランの国民経済の実態を、その歴史的成立過程、石油部門とのかかわり、諸産業の発展の様態などと絡めながら実証的に考察する。


研究双書 イラン国民経済のダイナミズム ■ イラン国民経済のダイナミズム
■ 原隆一・岩﨑葉子  編
■ 2,916円(本体価格 2,700円)
■ A5判
■ 238pp.
■ 2000年2月発行
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CONTENTS

第1章 イランにおける国民経済の形成—大戦間期の問題— pdf / 後藤晃
はじめに

第1節 世界経済の枠組みとイラン経済
1.自由貿易主義とイランの周辺部化
2.大戦間期の世界経済とイラン経済の自立化

第2節 財政政策と工業化戦略
1.財政政策と国家的蓄積
2.レザーシャー期の工業化政策

第3節 国家的蓄積と地主制

おわりに

第2章 革命以降のイランにおける石油と経済発展 / マスード・カールシェナース/翻訳:徳増克己/監訳:岩﨑葉子
はじめに

第1節 イラン経済における石油部門の重要性
1.石油部門の状況
2.石油経済における政策と構造的変容の諸問題

第2節 イスラム共和国の下での経済および制度の変容—革命時の動乱と戦争の遺産
1.制度上の変革
2.価格の歪み
3.実質公定為替レートと間接補助金

第3節 製造業における生産非効率性および価格補助金

第4節 戦後の経済改革プログラム
1.5カ年計画下でのパフォーマンス
2.為替レート一本化の試み
3.第1次計画から現在まで

おわりに

第3章 イランの生産組織と流通機構—テヘラン・アパレル産業の事例— pdf / 岩﨑葉子
はじめに

第1節 アパレル産業概観
1.イランのアパレル産業
2.テヘランのアパレル産業

第2節 テヘラン・アパレル製品の流通
1.アパレル企業の類型
2.生産から販売にいたるまでの流れ
3.流通業者の役割

第3節 テヘラン・アパレル産業における流通現象の意味
1.企業規模と外注依存度
2.製品企画のイニシアティブ
3.アパレル企業と小売り業者

むすびにかえて

第4章 イランの工業と地域性—ヤズド州の繊維産業についての研究— pdf / 吉田雄介
はじめに

第1節 視点と対象
1.二つの視点
2.対象地域

第2節 イランの工業成長の軌跡—重要な諸側面
1.イラン工業発展の推移
2.イラン工業に占めるヤズド州の位置

第3節 ヤズド州内の繊維産業の構造—工場規模の側面を中心に
1.繊維産業の構造変化
2.工場の規模

第4節 工場の創業年次
1.工場の創業年次
2.工業発展に関するヤズド当局の期待

第5節 ヤズド州内の繊維・織物工業の立地構造
1.工場の地理的分布
2.ヤズド市外の小規模工場(作業所)の一事例

むすび

第5章 イランにおける農業政策の展開と農村社会の変化—イラン・イスラム革命前後を中心に— pdf / 原隆一
はじめに

第1節 イラン・イスラム革命前の農業政策の展開
1.農地改革と農村社会の変化
2.地域開発政策の展開と農業公社

第2節 イラン・イスラム革命後の農業政策の展開
1.革命後の農業政策と農村社会の変化
2.イスラム農地改革
3.農業政策と人口、食糧、自然環境

おわりに

補章 イラン経済における尽きない資源—ペルシア絨毯— / アリ・ソレイマニエ
第1節 ペルシア絨毯の歴史的展開

第2節 ペルシア絨毯の特質
1.絨毯の素材
2.絨毯の構造
3.パイル糸の染色
4.ペルシア絨毯の機と道具
5.イラン手織り絨毯の存続の理由
6.ペルシア絨毯の芸術家たち

第3節 イラン経済におけるペルシア絨毯の役割
1.雇用
2.外貨獲得
3.ペルシア絨毯の生産状況

第4節 ペルシア絨毯生産にかかわる組織