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メキシコの企業と工業化  

1980~90年代のメキシコ経済の大変貌のなかで、なぜ民族系大企業が台頭してきたのか。その成長の論理を解き明かす。

■ メキシコの企業と工業化
星野 妙子  著
■ A5判
■ 270pp
■ 1998年11月

CONTENTS

第1節 問題の所在
 1.なぜ企業家
 2.なぜ民族系か
 3.なぜ輸入代替工業化期か
第2節 メキシコ民族系企業研究の系譜
第3節 本書の課題

はじめに
第1節 メキシコ・ビール工業の現状
 1.クァウテモックとモデロ
 2.ビール工業における複専体制
第2節 ビール工業における寡占体制の形成
 1.生成期:1980~1929年
 2.クァウテモックの全国展開:1929~57年
 3.モデロ・モクテスマの地方進出
第3節 クァウテモックの成長と革新
 1.新技術の採用
 2.原材料の内製化とその生産網の地理的拡大
 3.流通網の形成と公告宣伝活動
 4.成長の資金源
 5.ヴィサの分裂とその後の事業拡張
むすびにかえて

はじめに
第1節 メキシコ鉄鋼業の現状と発展の歴史
 1.メキシコ鉄鋼業の新自由主義的転換
 2.メキシコ鉄鋼業の発展
第2節 イルサとフンディドーラの事業展開
 1.イルサとフンディドーラの生産設備の拡張・近代化
 2.イルサとフンディドーラの事業展開の比較
第3節 イルサの成功およびフンディドーラの失敗の要因
 1.設備投資の資金源
 2.技術力
 3.労使関係
 4.政府への依存度
むすびにかえて

はじめに
第1節 ビンボー・グループ
 1.ビンボー・グループの活動の概略
 2.ビンボー・グループの所有者と経営者
第2節 ビンボー・グループの成長過程
 1.創業者一族の系譜
 2.母企業の設立およびその後の発展
第3節 ビンボー・グループの成長の諸要因
 1.需要の拡大
 2.ビンボー・グループの経営戦略
 3.業種の技術的条件
 4.伝統産業の近代的転換
むすびにかえて

はじめに
第1節 グルーポ・メヒコと鉱業の民族化
 1.グルーポ・メヒコの現状
 2.メキシコ鉱業の凋落と民族化
 3.三大企業の民族化
第2節 ミネラ・アサルコの民族化とその後の事業展開
 1.ミネラ・アサルコの民族化
 2.民族化後の事業展開
第3節 鉱業民族化の成果とグルーポ・メヒコ
 1.民族化後の鉱業生産の推移とグルーポ・メヒコ
 2.民族化政策の成功の諸条件
むすびにかえて

はじめに
第1節 デスク・グループと自動車部品工業
 1.デスク・グループの概要
 2.メキシコの自動車部品工業
第2節 メキシコ政府の自動車産業育成政策
 1.自動車部品鉱業の創設—1962年政令
 2.輸出促進と国産化基準の引上げ—1972年政令
 3.輸出促進と国産化率引上げの第2段階—1977年政令
第3節 デスク・グループの自動車部品部門の成長過程
 1.スパイサーの前史
 2.外資参入と自動車部品生産の開始—1960~64年
 3.センデロス・グループの参入=メキシコ化—1964~77年
 4.製品の多様化・企業規模の拡大と輸出の開始—1977~81年
むすびにかえて

第1節 メキシコの工業化過程と五つの事例
 1.工業化過程の時期区分
 2.工業化過程と五つの事例
第2節 寡占化と棲み分けの論理
第3節 事業多角化の論理
第4節 政府の役割