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市場と政府 : ラテンアメリカの新たな開発枠組み  

ラテンアメリカで進行している経済自由化の内容・成果・課題を、政治、法、経済、社会の多様な分野について検討し、開発の新たな枠組み、そこにおける市場、政府とそれらを補完する制度の役割を明らかにする。

■ 市場と政府 : ラテンアメリカの新たな開発枠組み
■ 小池 洋一 ・ 西島 章次  編
■ A5判
■ 469pp
■ 1997年5月

CONTENTS

まえがき / 西島 章次 ・ 小池 洋一

はじめに
第1節 政府の失敗
第2節 新自由主義の限界と政府の新たな役割
第3節 本書への案内

第I部 新自由主義と政治・法

はじめに
第1節 「コーポラティズムの解体」
第2節 想定される「国家と社会」関係
第3節 「強い国家」の構築
第4節 市場化の不安
第5節 インフォーマルな制度の重要性
第6節 「民衆資本主義」の可能制と国家
第7節 民主的制度と民主化の展望
第8節 市民社会の脆弱化とネオ・ポピュリズム
おわりに

はじめに—問題の設定
第1節 民営構えの国営企業
第2節 民営化のプロセスと労働側の反応
第3節 民営化の労働と資本へのインパクト
第4節 結論

第3章 経済自由化と法の対応 -ブラジルの事例- / マサト・ニノミヤ ・ 矢谷 通朗

はじめに—経済自由化と法的課題
第1節 経済自由化・国際化と法の対応
第2節 経済自由化のもとでの社会的公正と法の対応
結びにかえて

第II部 新自由主義と経済

はじめに
第1節 新自由主義の進展
第2節 政策改革の持続可能性
第3節 結語

はじめに
第1節 財政収支
第2節 税収構造の変化
第3節 支出構造
第4節 財政改革の実施順序
第5節 財政構造と経済成長に関する実証分析
結語

はじめに
第1節 金融自由化をめぐる論点の整理
第2節 ラテンアメリカの金融セクターの経験と改革
第3節 経済インフラとしての金融システム構築における政府の役割

はじめに
第1節 分析対象の設定:ラテンアメリカ農業の類型化
第2節 自由化と基礎穀物
第3節 輸出向け非伝統的商品作物
おわりに

はじめに
第1節 インダストリアル・ディストリクト論
第2節 ラテンアメリカの産地と発展の制約
第3節 政府の見える手によるインダストリアル・ディストリクト形成—ブラジルの企業近代化拠点計画
結語—政府の役割と限界

はじめに
第1節 チリのケース
第2節 メキシコのケース
第3節 メルコスルのケース
第4節 経済自由化が地域経済に与える影響:展望

第10章 地域経済統合 -NAFTAとそれ以後- / ロバート・マクリアリー(西島章次 訳)

はじめに
第1節 南北アメリカにおける地域統合の進展
第2節 地域統合のコストとベネフィット
第3節 ラテンアメリカにとって望ましい地域統合の選択
第4節 地域統合に対する米国の観点:動機と目的
第5節 要約と結語

第III部 新自由主義と社会

はじめに
第1節 分析枠組みとしてのレギュラシオン・アプローチ
第2節 イントロバージョニズムの特徴と制度諸形態
第3節 イントロバージョニズムの危機
第4節 新自由主義的蓄積戦略
第5節 「自己求心的」な開発に向けて
まとめにかえて

はじめに
第1節 輸入代替工業化からポスト輸入代替工業化へ
第2節 社会構造の変容
第3節 社会保障制度改革議論の方向性
おわりに

はじめに
第1節 教育費の負担は誰がすべきか
第2節 データ分析のサーベイ
第3節 国別ケーススタディ
結語

はじめに
第1節 ラテンアメリカにおける分権化
第2節 ラテンアメリカにおける都市住民組織
結びにかえて