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中国経済の多重構造  

■ 中国経済の多重構造
■ 石原 享一  編
■ A5判
■ 299pp
■ 1991年3月

CONTENTS

まえがき / 石原 享一

序論 / 石原 享一

はじめに
第1節 改革の進展と多重化
 1.経済改革の3段階
 2.所有制の多元化
 3.社会・経済運営原理の多元化
 4.開発経済論の「二重構造」
 5.3系列のメカニズム
 6.多重経済構造の位置付け
 7.現段階の労働力移動の特殊性
 8.多ウクラードと社会主義
第2節 多重構造化の諸矛盾
 1.多重構造間の摩擦
 2.所得分配の不公正
第3節 対外開放と多重化
 1.地域的格差
 2.沿海地区経済発展戦略の後退
 3.外資導入の多重化
 4.対外開放の影
おわりに

はじめに
第1節 経済成長と資本蓄積
 1.経済成長率
 2.蓄積率と在庫投資
 3.投資構成および資金調達の変化
 4.貯蓄構成
 5.資本係数
第2節 産業構造の変化
 1.ペディ・クラークの法則
 2.農工間比較生産性
 3.労働力移動の統制
 4.在村型労働力移動
第3節 工業構造の変化
 1.ホフマンの法則
 2.工業の所有制構造
 3.工業部門別農村工業比率
 4.工業の地域構造
おわりに

はじめに
第1節 道路輸送事業の多重化と問題点
 1.道路輸送行政
 2.道路輸送事業の問題点
 3.道路輸送企業の経営改革
 4.個人経営運輸業者
第2節 鉄道輸送事業の改革と問題点
 1.中央鉄道の経営概況
 2.鉄道省における「請負責任制」の導入
 3.独立採算制企業への道い
 4.鉄道運賃制度の多重化
おわりに

第4章 中国土地制度の改革:課題と制約 / 杜 進

はじめに
第1節 土地制度改革の課題
 1.新中国における土地制度の変化
 2.土地制度改革の要求
 3.土地制度改革の方案
第2節 土地制度と農村経済
 1.地代と土地の流動
 2.土地制度と農業生産
 3.土地制度と農家所得
 4.「規模経営」問題に関する考察
第3節 「集団所有制」枠内土地制度の改革
 1.土地の集団所有制を維持させる理由
 2.土地の集団所有制改革の方向

はじめに
第1節 経済改革以前の雇用制度
 1.政府統制の開始
 2.労働力に対する完全統制-1958年
 3.政府統制の具体的方法
第2節 政府労働力統制を乱した諸状況
 1.国営部門の歴史的経験
 2.下方青年の都市帰還の衝撃波
 3.農村の離農現象
第3節 80年代の新たな動き
 1.1980年の労働就業会議と都市就業者の流動性
 2.農村内部の変化
 3.経済特区の契約制
第4節 86年規定と多層な労働力市場 ー結語にかえて
 1.国営企業の契約工制
 2.多層な労働力市場

はじめに
第1節 国民経済のなかにおける金融の地位
第2節 金融機構の再編
 1.単一銀行製から政府複数専門銀行制へ
 2.多様な金融機関の発展期
第3節 金融市場形成の動き
 1.’違法’金融市場の形成
 2.世紀の金融市場形成
第4節 金利問題
 1.金利決定メカニズム
 2.利子の形態と預金、貸付利子の特徴
 3.金利水準とその特徴
第5節 経済主体間の金の流れ
 1.都市農村間の資金の流れ
 2.農村内各経済主体と信用合作社との資金バランス

はじめに
第1節 多重価格の実態とその矛盾
 1.多重価格制の登場
 2.生産財の多重価格の実態
 3.上限価格制の導入
 4.官民こぞって商売へ
 5.進展しない市場の制度化
第2節 石家荘市の改革
 1.3段階の改革過程
 2.改革の進展状況
 3.改革の限界
おわりに

はじめに
第1節 農村改革と生活水準の向上
 1.農村部の経済発展
 2.人民公社の解体と商品経済の導入
 3.専業戸
第2節 市場メカニズム導入による矛盾
 1.経済格差の顕在化と社会問題
 2.耕地の減少
 3.教育の危機
第3節 土地請負制度にともなう社会問題
 1.人口抑制政策の失効
 2.宗教への回帰
 3.宗教組織の再編と強化
おわりに
 

第9章 中国における都市住宅制度の改革とその問題 / 新家 増美

はじめに
第1節 都市住宅の現状
 1.都市住宅の定義
 2.都市住宅の所有・管理の状況
 3.都市住宅の建設動向
 4.都市の居住水準
第2節 都市住宅制度の改革の概要
 1.従来の都市住宅制度の問題点
 2.改革の概要
第3節 住宅の「商品化」
 1.公共住宅制度の多様化
 2.商品住宅
 3.住宅供給制度の多重構造
第4節 都市住宅制度の改革における問題
 1.住宅建設資金の確保
 2.住宅資金確保の住宅権(住房券)発行・公共住宅の売却の問題
 3.住宅の分配上の問題
 4.住宅の「商品化」の不振とその要因
おわりに